プロマネージドッグフードは目的や年齢、犬種などに分かれた多くの種類があるドッグフードです。
ワンちゃんの体調や気になる症状がある場合にはそれらに合わせてフードの種類を選ぶことができるのが特徴で、世界の最先端でペット栄養学を研究しているウォルサム研究所と共同開発されたドッグフードです。
プレミアムフードは公式サイトやネットショップでしか購入できないことが多いですが、プロマネージドッグフードはペットショップやホームセンターなどでも手軽に買うことができます。
今回は、そんな価格も安くコスパにも優れているプロマネージドッグフードについて詳しく見ていきましょう。
目次
プロマネージドッグフードのおすすめポイント
- プロマネージドッグフードは「うちの子のために」の気持ちに応えるためにつくられた高機能フードです。プロマネージは体形や性格、ライフスタイルがそれぞれ違う犬の健やかな毎日を守ります。
- プロマネージドッグフードはペットのために最先端の研究を行い、世界のペットケアとペット栄養学を追求するウォルサム研究所との共同開発によって生まれました。
- プロマネージドッグフードは、単にバランスのとれた栄養食というだけではなく、子犬期や体重、犬種等愛犬それぞれの状況に合わせて最適なケアを提供できるフードです。細やかに愛犬の健康を気遣う飼い主さんの期待に応えることのできるフードです。
プロマネージドッグフードの基本情報
商品名 | プロマネージ |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | ¥1,416 |
内容量 | 1.7kg |
カロリー(100g) | 100g/375kcal |
賞味期限(開封前、開封後) | 袋裏面に記載 |
生産国 | オーストラリア |
販売元 | マースジャパンリミテッド |
対応年齢 | 全年齢対応 |
メイン食材 | ターキーミール、チキンミール |
穀物類 | 米、米粉、さとうもろこし等 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、BHA、BHT、クエン酸 |
人工添加物・香料・着色料 | 無 |
粒の大きさ | 小粒・中粒 |
公式サイト | http://www.promanage-pet.jp/ |
プロマネージドッグフードの原材料と成分
プロマネージドッグフード原材料一覧
プロマネージドッグフードの原材料は以下のとおりです。
肉類 | ターキーミール、チキンミール・家禽類 |
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魚類 | 無 |
脂類 | 鶏脂、チキンエキス、サンフラワーオイル |
穀類 | 米、米粉 |
野菜類 | 無 |
その他 | シュガービートパルプ、フラクトオリゴ糖、STPP(トリポリリン酸塩)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、BHA、BHT、クエン酸) |
プロマネージドッグフードの成分一覧
プロマネージドッグフードの成分は以下のとおりです。
粗タンパク質 | 22.0%以上 |
---|---|
粗脂質(炭水化物) | 15.0%以上 |
粗繊維(ミネラル) | 2.5%以下 |
粗灰分 | 9.0%以下 |
水分 | 9.5%以下 |
カロリー | 375kcal/100g |
プロマネージドッグフードの原材料・成分の品質まとめ
プロマネージドッグフードには多岐にわたる種類のドッグフードがあり、それぞれの特徴に合わせて素材や栄養素が違ってはきますが、基礎となる主原料などに大きな違いはありません。
プロマネージドッグフードで特筆すべきことは、主原料となる肉類がすべてミールとなっていることです。
ミールとは動物のさまざまな部位を粉砕して粉状にしたもので、劣悪なドッグフードでは古い肉片やクチバシ、羽、トサカ、足、内臓、骨などの副産物(捨てられる部分)などを使っているものもあります。
プロマネージドッグフードで使われているミールがどのような内容のものか不明なため、主原料を新鮮な生肉を使っている他のプレミアムフードに比べると、品質的に見劣りすることは否めません。
また、酸化防止剤として有害とされる化学合成物質のBHA、BHTが使われていることも不安材料のひとつです。
プロマネージドッグフードは「グレインフリー高たんぱくレシピ」以外のすべてのフードに、米、とうもろこし、さとうもろこしなどの穀類を多用しています。
穀物アレルギーの犬はもちろんですが、穀類の摂り過ぎは胃腸を悪くするリスクや、肥満につながることがあり、その点においても素材的にマイナスの要素が高いといえるでしょう。
プロマネージドッグフードの全種類の特徴・原材料一覧
プロマネージドッグフードには多種多様なドッグフードがあります。それぞれに少しずつ目的にあった素材や栄養素の内容が違ってきますが、基本となる原材料はほぼ変わりません。ラインナップは多岐にわたりますので素材・特長等の詳細は公式サイトをご覧ください。
目的別プロマネージの種類
目的別では◎12ヵ月までの子犬用、◎室内犬用、◎美しさにこだわる犬用、◎被毛・毛づやをケアしたい犬用、◎避妊・虚勢している犬用、◎体重管理用の6種類と、グレインフリーシリーズでは、◎高たんぱくレシピチキン小粒と中粒の2種類があります。
犬種別プロマネージドッグフードの種類
犬種別ではミニチュアダックス用、チワワ用、トイプードル用、柴犬用、シーズー用、ヨークシャテリア用、パピヨン用、ウェルシュコーギーペングローブ用、フレンチブルドッグ用、ミニチュアシュナイザー用、ゴールデンリトリバー用があります。
高齢犬用プロマネージドッグフードの種類
高齢犬用では◎7歳からの室内犬専用、◎7歳/11歳からのミニチュアダックス専用、◎7歳からのチワワ専用、◎7歳からのトイプードル専用、◎7歳からの柴犬専用、◎7歳からのシーズー専用があります。
プロマネージドッグフードはこんな犬におすすめ!
プロマネージドッグフードには、目的別、犬種別、年齢別など多くのラインナップがあり、個々の犬に合ったフードを選ぶことができます。
健康な犬はもちろん皮膚が弱く毛艶がない、消化器官が弱い(下痢や嘔吐をしやすい)、便の匂いや体臭が気になる、などさまざまな症状を持つ犬にもおすすめのドッグフードです。
プロマネージドッグフードの口コミ・評判
プロマネージドッグフードの口コミ・評判のまとめ
市販のドッグフードを与えていた飼い主さんには、おおむね良い評価が多かったようです。
反面、ミールや家禽類などの内容の不明確な原材料や、有害といわれている酸化防止剤などが使われており、愛犬の食餌にこだわり、厳選された食材を好む飼い主さんの評価は高くないものと思われます。
どのドッグフードにもいえることですが、犬によって体質にあわないことや嗜好の違いもあり、すべての犬に合うドッグフードというものはありません。
それでもドッグフードは毎日食べるものであり、長期間食べ続けることを考えればできるだけ良質なものを与えてやりたいものです。
まだ新しいドッグフードのようですので、これからSNSの評判も増えていくものと思われますが、賛否両論に分かれそうなドッグフードです。
プロマネージドッグフードの価格とコスパは?最安値とおすすめの購入方法
プロマネージドッグフードを最安値で購入できる場所
プロマネージドッグフードは取り扱いのあるペットショップやホームセンター、Amazonや楽天などのネットショップで購入できます。
プロマネージドッグフードは公式サイトからは購入できません。
プロマネージドッグフードの販売価格と割引制度
プロマネージドッグフードの公式サイトによる割引制度のようなものはありません。取扱店による個別のサービスについては各店舗にお問い合わせください。
プロマネージドッグフードの代表的な販売価格
Amazonの場合
プロマネージドッグフード(PROMANAGE) 成犬用 避妊・去勢している犬用 1.7kg ¥1,416
プロマネージドッグフード (PROMANAGE) 犬種別 成犬用 ミニチュアダックスフンド専用 1.7kg ¥1,508
プロマネージドッグフードのコスパは?給餌量別1ヶ月の目安料金
小型犬で体重5kgのプロマネージドッグフードの1日の給餌量は85gです。85g×30日=2.55kg(室内犬用の場合)
1袋1.7kgで1,416円なので約1.5袋必要となり、1ヵ月約2,154円となります。(体重によって価格は違ってきます)
他のプレミアムフードの平均は約6,000円位なので、コスパ的には非常に良いドッグフードといえるでしょう。
プロマネージドッグフードの1日あたりの給餌量
室内犬用(成犬)の場合
犬の体重 | 1日の食事量の目安 | カップ数の目安 (200ml) |
---|---|---|
1.0kg | 25g | 0.3カップ |
2.0kg | 35g | 0.4カップ |
3.0kg | 50g | 0.6カップ |
4.0kg | 60g | 0.7カップ |
5.0kg | 70g | 0.8カップ |
6.0kg | 80g | 0.9カップ |
8.0kg | 100g | 1.1カップ |
10.0kg | 115g | 1.3カップ |
15.0kg | 155g | 1.7カップ |
20.0kg | 195g | 2.1カップ |
30.0kg | 260g | 2.9カップ |
40.0kg | 325g | 3.6カップ |
犬の体重 | 1日の食事量の目安 | カップ数の目安 (200ml) |
---|---|---|
1.0kg | 30g | 0.3カップ |
2.0kg | 45g | 0.5カップ |
3.0kg | 60g | 0.7カップ |
4.0kg | 75g | 0.8カップ |
5.0kg | 85g | 1.0カップ |
6.0kg | 100g | 1.1カップ |
8.0kg | 125g | 1.4カップ |
10.0kg | 145g | 1.6カップ |
15.0kg | 195g | 2.1カップ |
20.0kg | 240g | 2.7カップ |
30.0kg | 325g | 3.6カップ |
40.0kg | 405g | 4.4カップ |
※公式HPより抜粋
プロマネージドッグフードを与える際の注意点は?
健康な犬であれば特に注意することはありませんが、プロマネージドッグフードは「グレインフリー高たんぱくレシピ」以外は穀物不使用ではありませんので、穀物アレルギーのある犬には与えることはできません。
どのドッグフードにもいえることですが、フードを変えるときは一度に切り替えず、現在のフードに少しずつ混ぜて与え、徐々に増やしていくようにしましょう。
プロマネージドッグフードのよくある質問
まとめ
最近のドッグフードは新鮮な生肉、グレインフリー、完全無添加が当たり前のようになってきています。
ペット栄養学研究の最先端拠点の一つであるウォルサム研究所との共同開発でつくられたというプロマネージですが、主原料がチキンなどのミールで内容が明確ではなく、穀物の含有量も多く、有害といわれている化学合成の防腐剤を使用するなど、ドッグフードにこだわる愛犬家ならば、おそらく選ばないであろうドッグフードになっています。
フードの種類も目的別や犬種別、年齢別など全種類あわせると十数種類にも及びますが、原材料や成分を比べてみても、この専用フードでなければならないという際立った特徴はみられません。
ただし、獣医師やブリーダーなどの推奨もあることから、決して粗悪なフードということではありません。
プロマネージドッグフードは他のプレミアムフードに比べると価格も安くコスパに優れており、ネットだけではなく近くのペットショップやホームセンターなどでも買うことができるのが最大のメリットといえるでしょう。