小柄で引き締まった体が特徴のミニチュアピンシャー。その見た目は小型のドーベルマンのようにも見えますが、全く異なる犬種であり性格や飼い方も違います。
好奇心旺盛で運動神経が良い犬種なので、アジリティ競技などにも向いています。
ミニチュアピンシャーを飼っている方の中には、どんなドッグフードを与えれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ミニチュアピンシャーに合うドッグフードの選び方やおすすめの商品を紹介します。
目次
ミニチュアピンシャーにとって良いドッグフードとは?
皮膚アレルギーに注意が必要
ミニチュアピンシャーは、全身を短くツヤのある被毛で覆われています。シングルコートで比較的抜け毛が少ない犬種ですが、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に注意が必要です。
皮膚炎の原因として、ダニやカビ・花粉といった生活環境で発症するものと、ドッグフードに含まれる穀物や添加物などが原因で発症するものの2パターンが考えられます。
特に、食べ物で発症するアレルギーに関しては、原因となる穀物や添加物を含まないドッグフードを与えることで対処できる可能性があります。
愛犬に、体を痒がる、フケが目立つといった症状が現れたら、一度ドッグフードの原材料を見直してみましょう。
筋肉を維持できるドッグフード
ミニチュアピンシャーは非常に筋肉質な体型で、運動量の多い犬種です。丈夫な体を維持するためには良質な動物性たんぱく質を豊富に含むドッグフードを選ぶと良いでしょう。
また、ミニチュアピンシャーは太りやすい犬種ですので、肥満にならないように注意が必要です。
そのため、高たんぱく、低カロリーのドッグフードがおすすめです。
関節に良い成分が含まれている
ミニチュアピンシャーは、膝蓋骨脱臼などの関節疾患が多いと言われる犬種です。
この病気は遺伝的なものもありますが、高いところから飛び降りたり、激しい運動したりすることで発症することもあります。特に好奇心旺盛なミニチュアピンシャーは、関節疾患に注意が必要です。
一部のドッグフードには、コンドロイチンやグルコサミンなどの関節に良い成分が入っているものもありますので、そういったものを選んであげると良いでしょう。
ミニチュアピンシャーにおすすめのドッグフードの選び方
ペットショップに行くとたくさんのドッグフードが並んでいますが、その中でも良いドッグフードを選ぶにはどのような点に着目すればよいでしょうか。
次の4つのポイントをチェックしながらドッグフードを選んでみましょう。
ヒューマングレード
ドッグフードのパッケージに“ヒューマングレード”と記載されているものは、人間が口にする食材と同じレベルの原材料を使用したドッグフードであることを指します。
スーパーやホームセンターで販売されている安価なペットフードのなかには、病気の動物の肉、鳥のトサカや羽といった副産物(人間が食べない部位)を使用している可能性があります。
このような粗悪な原材料を使ったドッグフードを与え続けることで、毛ヅヤが悪くなったりアレルギーを引き起こしたりと、犬の体に良いことはありません。
特に、原材料欄に「○○ミール」と記載があり、素材の産地や品質について一切触れていないドッグフードに関しては注意が必要です。
高たんぱく質
たんぱく質は、犬の筋肉や骨を生成するのに欠かせない栄養素です。
ミニチュアピンシャーは筋肉質な犬種であるため、体型や丈夫な身体を維持するためにも高たんぱく質のドッグフードがおすすめです。
ただし、たんぱく質量が多ければ良いという訳ではなく、良質な肉や魚といった動物性たんぱく質を豊富に含むものを選びましょう。
無添加・グレインフリー
ドッグフードに含まれる添加物や穀物は涙やけやアレルギーの原因になると言われています。
今はアレルギーがなくても、添加物や穀物を多く含むドッグフードを与え続けることでアレルギーを発症してしまうことがあります。
そのため、子犬期から無添加・グレインフリーのドッグフードを与えておくと安心です。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、「EPA」「DHA」「ALA(α-リノレン酸)」の3つで構成される必須脂肪酸です。魚やサーモンオイルを使ったドッグフードに多く含まれています。
オメガ3脂肪酸には、皮膚や被毛を美しく保つ働きや、生活習慣病予防、ダイエットなどにも良いと言われる成分です。
アレルギーや皮膚疾患が心配なミニチュアピンシャーには積極的に与えると良いでしょう。
ミニチュアピンシャーにおすすめのドッグフード
たくさんのドッグフードのなかから、ミニチュアピンシャーにぴったりなドッグフードはあるのでしょうか。これまで説明したポイントを踏まえて、おすすめのドッグフード5種類を紹介します。
モグワン
モグワンは、新鮮なチキン生肉と生サーモンを主原料とした、高たんぱく質なドッグフードです。
ドッグフード専門家が、犬の食いつきと健康を一番に考えて作ったドッグフードですので、愛犬家からも高い支持を集めています。
穀物や人工添加物不使用で、犬の体への負担も少なく安心して与えられます。
商品名 | モグワン |
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ブランド名 | モグワン |
日本販売元 | 株式会社レティシアン |
分類 | ドライ |
フード目的 | 総合栄養食 |
推奨ライフステージ | 全成長期 |
価格 | 通常購入:3,960円(税別) 定期コース:3,168円(税別) ※1回あたりの購入金額が20,000円以上の場合 |
内容量 | 2kg |
1kgあたりの価格 | 2,200円 |
原産国 | イギリス |
カロリー(100gあたり) | 約361.25kcal |
モグワンの口コミ&評判
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モグワンの主な成分
原材料
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 |
成分
粗タンパク質 | 28% |
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脂質 | 12% |
粗繊維 | 3% |
粗灰分 | 8% |
水分 | 8% |
オメガ6脂肪酸 | 1.63% |
オメガ3脂肪酸 | 1.29% |
ミニチュアピンシャーにおすすめのポイント
モグワンは全体の50%にチキンとサーモンが使用された、高たんぱくでヘルシーなドッグフードです。そのため、筋肉質で肥満になりやすいと言われるミニチュアピンシャーにおすすめです。
また、皮膚や被毛の健康を維持する働きがあるオメガ3脂肪酸も含まれています。
カナガン
カナガンは、動物愛護先進国であるイギリスで生まれたドッグフードです。
チキンを主原料として、炭水化物源には穀物の代わりに消化に良いサツマイモが使われています。
また、リフレッシュ効果のあるカモミール、マリーゴールドやクランベリーといったハーブ類が多く使われているのが特徴です。
商品名 | カナガン ドライ |
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ブランド名 | カナガン |
メーカー名 | Canagan |
分類 | ドライ |
フード目的 | 総合栄養食 |
推奨ライフステージ | 全成長期(生後4ヶ月以降) |
参考価格(内容量) | 4,970円(2.72kg 2018/11/29 Amazon参考価格) |
1kgあたりの価格 | 1,827円/kg |
原産国 | イギリス |
カナガンの口コミ&評判
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https://www.instagram.com/p/Bxwrj0GhA8X/
https://www.instagram.com/p/BxqvNwpH8CZ/
カナガンの主な成分
原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16、250IU/kg、ビタミンD3 2、400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ |
成分
粗タンパク質 | 33% |
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脂質 | 17% |
粗灰分 | 9% |
粗繊維 | 3.5% |
水分 | 8.5% |
オメガ6脂肪酸 | 2.8% |
オメガ3脂肪酸 | 0.9% |
リン | 1.42% |
マグネシウム | 0.1% |
ナトリウム | 0.6% |
カルシウム | 1.86% |
カリウム | 0.6% |
ミニチュアピンシャーにおすすめのポイント
カナガンはたんぱく質の含有量が33%と高たんぱくです。モグワンよりもカロリーが高いため、運動量が多く活発なミニチュアピンシャーにおすすめです。
サーモンオイルや海藻が配合されているので、皮膚や被毛の健康維持にも最適だと言えます。
アカナ アダルト・ドッグ
アカナは、地元産の新鮮な肉や魚を使用して作られたドッグフードです。動物性たんぱく質を60%、野菜や果物が40%の割合で配合されており、犬が自然界で食べていた食事に近い栄養素を摂取することができます。
原材料や製造工程も徹底的にこだわっており、世界中のペット愛好家から支持されています。
商品名 | アカナ |
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ブランド名 | アカナ |
メーカー名 | チャンピオンペットフーズ社 |
分類 | ドライ |
フード目的 | 総合栄養食 |
推奨ライフステージ | 成犬期 |
参考価格(内容量) | 3,280円(2kg 2018/12/17 Amazon参考価格) |
1kgあたりの価格 | 1,640円/kg |
原産国 | カナダ |
アカナの口コミ&評判
https://www.instagram.com/p/B1JeexaFmrV/
https://www.instagram.com/p/B0V9LWZBHA3/
https://www.instagram.com/p/Bz1jmDCJ6Mt/
アカナの主な成分
原材料
新鮮骨抜き鶏肉 (11%)、 鶏肉ミール (10%)、 七面鳥肉ミール (10%)、 赤レンズ豆、 丸ごとグリンピース(9%)、 そら豆(8%)、 新鮮鶏臓器(レバー、ハツ、腎臓)(6%)、 ニシンミール (5%)、 鶏肉脂肪 (5%)、 緑レンズ豆、 丸ごとイエローピース(4%)、 新鮮全卵 (4%)、新鮮丸ごとカレイ (4%)、 ニシン油 (3%)、 日干しアルファルファ(3%)、 えんどう豆繊維、 新鮮鶏軟骨 (2%)、 乾燥ブラウンケルプ、 新鮮丸ごとカボチャ、 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、 新鮮丸ごとパースニップ、 新鮮グリーンケ―ル、 新鮮ホウレン草、 新鮮カラシ菜、 新鮮カブラ菜、 新鮮丸ごとニンジン、 新鮮レッドデリシャスリンゴ、 新鮮バートレット梨、 フリーズドライ鶏レバー、 フリーズドライ七面鳥レバー、 新鮮丸ごとクランベリー、 新鮮丸ごとブルーベリー、 チコリー根、 ターメリック、 オオアザミ、 ごぼう、 ラベンダー、 マシュマロルート、 ローズヒップ、 フェシウム菌(ビタミンEとローズマリーで天然保存) |
成分
粗タンパク質 | 29%以上 |
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脂質 | 17%以上 |
粗灰分 | 7%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
水分 | 12%以下 |
カルシウム | 1.3%以上 |
リン | 1%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.6%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 1%以上 |
DHA | 0.3%以上 |
EPA | 0.3%以上 |
グルコサミン | 1200 mg/kg以上 |
コンドロイチン硫酸 | 900 mg/kg以上 |
リノール酸 | 2.4 %以上 |
リノール酸 | 30 % |
ミニチュアピンシャーにおすすめのポイント
アカナは消化の悪い穀物や人工添加物を一切使用していないドッグフードです。
また使われている原材料もヒューマングレードなので、アレルギーが心配なミニチュアピンシャーにも安心して与えられます。
また、製品ラインナップが豊富なので特定の食材にアレルギーがある犬でも、商品選びの選択肢が広がります。
キアオラ ベニソン
「キアオラ」は、ニュージーランドの安心・安全な原材料のみで作られたプレミアムドッグフードです。
主原料は自然放牧で育った鹿とサーモンに絞られているので、食物アレルギーのある犬にも安心して与えることができます。
価格が少し高いですが、原材料の品質などからそれだけの価値があるドッグフードであることが分かります。
キアオラ ベニソンの口コミ&評判
https://www.instagram.com/p/BXpe2EtAGAm/
https://www.instagram.com/p/B0tTEinBd8y/
https://www.instagram.com/p/ByXyiy0gIM5/
キアオラ ベニソンの主な成分
原材料
ベニソン生肉、乾燥ベニソン、ポテト、乾燥サーモン、えんどう豆、タピオカ、鶏脂、天然フレーバー、キャノーラ油、フィッシュオイル、ビタミン類(A,チアミンモノニトレート(B1), リボフラビンサプリメント(B2),ナイアシン(B3), パントテン酸カルシウム(B5),塩酸ピリドキシン(B6), 葉酸(B9), B12, 塩化コリン, D3, E)、キレート化ミネラル類(マグネシウム、亜鉛、鉄、カルシウム、銅、マンガン、コバルト、ナトリウム)、アミノ酸(タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物) |
主原料
粗タンパク質 | 30.0%以上 |
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粗脂肪 | 15.0%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 10.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
ミニチュアピンシャーにおすすめのポイント
鉄分が豊富で低カロリーの鹿肉は、肥満になりやすいミニチュアピンシャーの体重管理にも最適なドッグフードです。
さらに、鹿肉には必須アミノ酸が豊富に含まれており、犬の体で生成できない栄養素をバランスよく摂取することができます。
ナチュロル
ナチュロルは、国産では珍しいグレインフリー&無添加のドッグフードです。
高濃度の安定・持続型ビタミンCを配合した世界初のドッグフードであり、特に皮膚や被毛の健康維持に役立ちます。
原材料は全てヒューマングレードで、産地までしっかりと記載されている点が安心のポイントです。
商品名 | ナチュロルドッグフード |
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ブランド名 | ナチュロル |
メーカー名 | 楽しい製薬株式会社 |
分類 | ドライ |
フード目的 | 総合栄養食 |
推奨ライフステージ | 全年齢対応 |
参考価格(内容量) | 4,980円(850g×2) |
1kgあたりの価格 | 2,930円/kg |
原産国 | 日本(国産) |
ナチュロルの口コミ&評判
https://www.instagram.com/p/BzeqkaRgm6X/
https://www.instagram.com/p/B0pHTT4AhWO/
https://www.instagram.com/p/B0Fxqy5AO_R/
ナチュロルの主な成分
原材料
新鮮牛生肉(北海道・兵庫県産)・新鮮鶏生肉(兵庫県産)・新鮮馬生肉(カナダ産)・新鮮魚生肉(兵庫県産)、タピオカ(タイ産)、魚粉(北海道・長崎県産)、紫さつまいも(タイ産)チーズ(国産)、ココナッツ(フィリピン産)、りんご繊維、鶏粉末、胡麻、ひまわり油、乳清、安定・持続型ビタミンC、天然バイオフラボノイド、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、乳酸菌 |
成分
粗タンパク質 | 23~27% |
---|---|
粗脂質 | 7~9% |
粗繊維 | 2~4% |
水分 | 9%以下 |
安定・持続型ビタミンC | 1,000mg/kg |
天然バイオフラボノイド | 200mg/kg |
ミニチュアピンシャーにおすすめのポイント
主原料に複数の肉類が使われているので、食物アレルギー予防に役立つドッグフードです。
高濃度の持続型ビタミンCが配合されており、皮膚炎が気になるミニチュアピンシャーにもおすすめできます。
魚のような良い香りが広がりますので、海外製のドッグフードの香りが苦手な犬にも与えられます。
ミニチュアピンシャーがドッグフードを食べない時の原因と対処法!
上記に挙げたドッグフードでも、全てのミニチュアピンシャー犬が喜んで食べてくれるという訳ではありません。
そんなときは、愛犬がどんな理由でドッグフードを食べないのか、理由を突き止めましょう。
ドッグフードを食べない理由として、下記のようなことが考えられます。
- ドッグフードの香りや味が好みに合わない
- 食前におやつなどを食べている
- ドッグフードに飽きた
- 体調不良や口の中の違和感
まずは、愛犬に食欲不振以外に気になる症状がないか確認してみましょう。
嘔吐、下痢、動きたがらないといった症状があれば、体調不良が原因で食事を食べない可能性がありますので、すぐに動物病院へ連れて行ってください。
そのような症状が見られないのであれば、次のことを試してみましょう。
- ドッグフードに好物をトッピングする
- しばらく食べないようであれば下げる
- おやつの量を減らす
- 嗜好性の良いウェットフードに変える
上記の方法を試して1、2日ほど様子をみてください。体調等に異常が無ければ、紹介した方法で改善する可能性が高いのでぜひ試してみてください。
ミニチュアピンシャーの餌の量・回数はどれくらい?
子犬のドッグフードの量は?
子犬期のミニチュアピンシャーは、体が形成される大切な時期です。
そのため、1才ごろまでは栄養豊富なドッグフードをたっぷり与えてください。
給餌量については、それぞれのフードによって異なるため一概には言えません。ドッグフードのパッケージに記載されている量を参考にしましょう。
ただし、子犬は消化器官が未発達のため、一度にたくさんの量を食べることができません。そのため、生後半年までは3,4回ほどに分けて与えるようにしましょう。
成犬のドッグフードの量は?
1才を超えたあたりから、体の成長も落ち着いて成犬となります。
この頃から、1日2回の給餌で問題ありません。この時期もフードのパッケージに記載されている給餌量を参考に、愛犬の体調や健康状態、体重などをチェックしながら調整していくと良いでしょう。
老犬のドッグフードの量は?
ミニチュアピンシャーなどの小型犬は、8才を過ぎたあたりからシニア期に突入します。
シニア期は成犬時よりも運動量や代謝が落ちるため、成犬のときと同じ量を与え続けると肥満になってしまう可能性があります。
食欲がないシニア犬に関しては、高カロリーのフードや嗜好性の高いウェットフードをトッピングする、運動量が落ちた犬に関しては与える量を減らすといった調整が必要です。
まとめ
今回はミニチュアピンシャーに与えるドッグフードについて紹介しました。
筋肉質で活発に動くミニチュアピンシャーには、筋肉や体型の維持ができる高たんぱく質でヘルシーなドッグフードがおすすめです。
また、関節疾患や皮膚炎に注意したい犬種ですので、コンドロイチンやグルコサミン、オメガ3脂肪酸を含むドッグフードを選んであげると良いでしょう。
愛犬がいつまでも元気に過ごせるように、最適なドッグフードを選んであげてください。