ビューティープロは日本で飼われている犬のためにつくられた国内産ドッグフードです。獣医師監修のもとに、無着色・無添加で多くの栄養素を配合し、低脂肪、ダイエット、歯の健康、おなかの健康、食物アレルギーなどそれぞれにに対応したフードが用意されています。価格的にもコスパが良く、飼い主にはちょっと気になるビューティープロドッグフードについて調べてみました。
目次
ビューティプロドッグフードのおすすめポイント
1.ビューティープロは安心の国内生産で、徹底した品質管理のもとに日本ペットフード静岡工場で生が産されています。厳選された原材料を使い、自社の検査部門で徹底した品質チェックを行い、クリアした原材料のみを使用しています。
2.
4.昔の犬は外飼いがほとんどでしたが、近年では室内で家族として暮らすことが多くなっています。そのため従来のカロリー摂取量では肥満傾向にあることから、ビューティープロでは変化したライフスタイルに合わせて新たな食事量に変更しています。
ビューティープロドッグフードの基本情報
商品名 | ビューティープロ ドッグ 低脂肪 1歳から 国産チキン |
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分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1,934円(税込) |
内容量 | 3kg |
カロリー(100g) | 340kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:1年半・開封後:1ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | 日本ペットフード |
対応年齢 | 1歳~ |
メイン食材 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦ブラン、小麦、ライスブラン |
穀物類 | トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦ブラン、小麦粉、ライスブラン |
酸化防止剤 | 無 |
人工添加物・香料・着色料 | 無 |
粒の大きさ | 小 |
公式サイト | https://beautypro.npf.co.jp/ |
ビューティプロドッグフードの原材料と成分
ビューティプロドッグフード原材料一覧
肉類 | チキンミール、チキンレバーパウダー |
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魚類 | フィッシュエキスパウダー、マリンコラーゲン、小魚粉末(DHA、EPA/オメガ‐3脂肪酸源) |
脂類 | 動物性油脂、植物性油脂(オメガ‐6脂肪酸含む)、共役リノール酸 |
穀類 | トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦ブラン、小麦粉、ライスブラン |
野菜・果実類 | クランベリーパウダー、ブルーベリーパウダー(アントシアニン源))、トマト(リコピン源) |
その他 | ビール酵母(β‐グルカン源)、糖類(オリゴ糖、エリスリトール)、カゼインホスホペプチド、L‐カルニチン、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、バチルスサブチルス(活性菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン、メチオニン)、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸 |
ビューティプロドッグフードの成分一覧
粗タンパク質 | 25.0以上 |
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粗脂質(炭水化物) | 6.0%以上 |
粗繊維(ミネラル) | 3.0%以下 |
粗灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
代謝エネルギー | 340kcal/100g |
ビューティプロドッグフードの原材料・成分の品質まとめ
プレミアムドッグフードの特徴のひとつに、主原料に新鮮な生肉を使うというのが常識となっていますが、ビューティープロの主原料は穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦ブラン、小麦、ライスブラン)となっています。
特にアレルギーの原因となるといわれている小麦やトウモロコシが主原料使われていることは、プレミアムドッグフードを好む飼い主さんには敬遠される大きな要因となっています。
犬の活動源となる蛋白質には肉類が欠かせませんが、ビューティープロではチキンミール、チキンレバーパウダーを使用しています。
ミールやパウダーとは動物のいろいろな部位を集めて粉状にするもので、古い肉片やクチバシや羽、トサカ、足、内臓、骨などの副産物(捨てられる部分)などを使っている粗悪フードによくみられます。
ビューティープロで使われているチキンミール、チキンレバーパウダーがどのような内容のものであるかが明確でないため、これも大きなマイナスポイントになります。
無添加であることや、マリンコラーゲンやヒアルロン酸、
ビューティプロドッグフードの全種類の特徴・原材料一覧
ビューティープロドッグフード ドッグ子犬用(12ヵ月頃まで)
子犬が健やかに成長するための総合栄養食です。
生涯の免疫力維持のために栄養バランスを考えβ-グルカン、ビタミンE、リコピンを配合し健康維持に配慮しています。
さらに、たんぱく質、カルシウムを強化したしっかりとした栄養設計です。
※ビューティープロ ドッグ 成犬用比約20%アップ
子犬の健康の維持と共に脳の発育にも配慮してDHAを配合しています。
※妊娠・授乳期の母犬にも使えます
ビューティープロドッグフード ドッグ子犬用の与え方(公式HPより)
◎そのまま与えます。(粒をやわらかくして与えたい場合は、ぬるま湯か水をヒタヒタ程度に加え、ふやかしてください。)いつでも新鮮な水が飲めるようにしてください。(総合栄養食ですから、本商品と水だけで必要なすべての栄養をバランスよく摂ることができます。)
◎成長に従って、ふやかさなくても食べるようになりますので、歯やあごを丈夫にするため、そのまま食べる習慣づけをしてください。
◎このフードを食べるのが初めての時は、いままでの食事に少し混ぜてお与えください。毎日少しずつ増やし、10日くらいで切り替えてください。
◎缶詰などの副食、おやつ等をあげる場合は、カロリーオーバーにならないよう、フードの量を調節してください。
犬専用に栄養バランスを調整しています。犬以外には与えないでください。
ビューティープロドッグフード ドッグ成犬用 (1 歳から )
毎日を健康で元気に過ごすための成犬用ドッグフードです。
小粒タイプ・大粒タイプ・低脂肪タイプ・ダイエットタイプ・歯の健康タイプ・おなかの健康タイプ・食物アレルゲンに配慮タイプの7種類があります。
◎ビューティープロドッグ成犬用(小粒・大粒)
活発に動く成犬期に適した栄養バランスで、いきいきとした毎日と健康で元気な体を維持します。日本で暮らす愛犬のために脂肪分を調整し、L-カルニチンを配合して美しい体型を維持します。若いうちから目の健康維持に配慮し、アントシアニンが豊富なブルーベリーを配合しています。フードの大きさも小型犬のための小粒と中・大型犬のための大粒があります。
体型の維持や肥満対策のために、おいしさとたんぱく質量は維持したまま脂肪分を約 50% カットしています。
脂肪分、カロリーを調整しているので避妊・去勢後の体重管理にもおすすめです。
◎ビューティープロ ドッグダイエット
肥満傾向にありダイエットの必要がある成犬のためのドッグフードです。ビューティープロ ドッグ成犬用より脂肪分約50%カット、カロリー約20%カットしています。ダイエット効果のあるL-カルニチンを配合、食物繊維がおなかに満腹感を与え、さらに高発泡の粒設計で、いつもの食事量でも満足を得ることができます。食物繊維を豊富に含むフードなので便通もよくなります。
◎ビューティープロ ドッグ歯の健康
歯にジャストフィットする特殊形状の歯磨き粒で、噛んで割れたときに歯垢を落とします。噛むことで歯垢の沈着を抑え、口の臭いを防ぎます。また口腔内環境を維持する素材グロビゲンPGを配合し、愛犬の歯の健康維持にも配慮しています。
◎ビューティープロ ドッグおなかの健康
腸内フローラを整えるプレバイオティクス、オリゴ糖や食物繊維が腸内の善玉菌の活性化を促し便臭を軽減するプロバイオティクス、生きている菌(活性菌)が腸内環境を良好に保つバイオジェニックスの、3つの乳酸菌がカラダの中から健康をサポートし、健やかで健康な生活を応援します。
◎ビューティープロ ドッグ食物アレルゲンに配慮
食物アレルギーが気になる愛犬の健康で元気な体の維持のために、活発に動く成犬期に適した栄養バランスと、厳選した低アレルゲンの国産米と魚を使用しています。
皮膚バリア機能維持のために、コラーゲン3000mg/kg、オメガ-3系不飽和脂肪酸、DHA・EPA850mg/kgを配合して、優れた栄養バランスで健康を保ち、皮膚本来のバリア機能に配慮しています。
柔軟で艶やかな皮膚や毛並みに欠かせない成分であるコラーゲンを配合しており、吸収しやすい魚由来のマリンコラーゲンを使用しています。
小魚粉末に含まれているDHA・EPAは、血液の循環を良くする成分として有効です。DHAは硬くなった毛細血管や赤血球に柔軟性を持たせ、EPAは血小板が固まることを抑制し、血液の流れをスムーズに促してくれます。
ビューティープロドッグフードはこんな犬におすすめ!
ビューティプロは犬の健康維持に必要な栄養素がバランスよく配合されているので、健康な犬はもちろんですが皮膚が弱く毛艶がない、消化器官が弱い(下痢や嘔吐をしやすい)、便の匂いや体臭が気になる、などさまざまな症状を持つ犬におすすめのドッグフードです。
ビューティプロには子犬用、成犬用(大粒・小粒)、低脂肪用、ダイエット歯の健康用、おなかの健康用、食物アレルゲンに配慮用など、多くのラインナップがあるので、我が家の犬に適したフードを選ぶことができます。
ビューティプロドッグフードの口コミ・評判
ビューティプロドッグフードの口コミ・評判のまとめ
まだ新しいドッグフードのためSNS等の口コミは見られませんでした。
ビューティープロドッグフードは主原料が穀類であること、使われている肉類が生肉ではなくチキンミール、チキンレバーパウダーであることから、他のプレミアムドックフードに比べるとかなり素材的に見劣りがするのは否めません。
ホームセンターなどで売られているドッグフードを購入されている人には価格的に高く感じられ、海外産やこだわりの国内産プレミアムフードを購入されている人には原材料に不安を与える要素が多いフードです。
L‐カルニチンやグルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸など、有用な栄養素を多く用いているだけに、主原料の素材の不透明さがこれからの評判のネックになると考えられます。
ビューティプロドッグフードの価格とコスパは?最安値とおすすめの購入方法
ビューティプロドッグフードを最安値で購入できる場所
ビューティプロは公式サイトでは販売しておりません。Amazonや楽天などのネットショップで購入できます。
ビューティプロドッグフードの販売価格と割引制度
Amazonでの販売価格
ビューティープロ成犬用 5.2kg
ビューティープロ子犬用 2.5kg
ビューティープロ ドッグフード ドッグ 低脂肪 5.2kg
ビューティープロ ドッグフード ドッグ おなかの健康 2.3kg ¥1,239
ビューティープロ ドッグフード ドッグ ダイエット 4.7kg ¥2,449
ビューティープロ ドッグフード ドッグ 食物アレルゲンに配慮 4.7kg ¥2,449
ビューティープロ ドッグフード ドッグ 歯の健康 665g ¥562
発売元の特別な割引制度のようなものはありません。
個々のネットショップでの割引サービスについては各ショップのサイトでご確認ください。
ビューティプロドッグフードのコスパは?給餌量別1ヶ月の目安料金
小型犬で体重4kgの1日の給餌量は93gで1日当たりの目安料金は61円です。
1ヵ月の目安料金は61円×30日=1,860円です。(体重によって価格は違ってきます)
他のプレミアムフードの平均は約6,000円位なので、コスパ的には非常に良いドッグフードといえるでしょう。
ビューティプロドッグフードの1日あたりの給餌量
成犬の場合
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
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1kg | 33g | 22円 |
2kg | 55g | 36円 |
3kg | 75g | 49円 |
4kg | 93g | 61円 |
5kg | 110g | 72円 |
6kg | 126g | 82円 |
7kg | 142g | 92円 |
8kg | 157g | 102円 |
9kg | 171g | 111円 |
10kg | 185g | 120円 |
子犬(パピー)と老犬(シニア)の場合
ビューティープロ(子犬用)
分類 | 成犬時の体重の目安 | 2ヵ月 | 4ヵ月 | 6ヵ月 | 8ヵ月 | 10ヵ月 | 12ヵ月 | 15ヵ月 | |
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超小型犬 | 2kg | 50g | 60g | 60g | 60g | 60g | 成犬用 フードを お与え ください | 成犬用 フードを お与え ください | |
3kg | 70g | 85g | 85g | 80g | 80g | ||||
小型犬 | 4kg | 85g | 105g | 105g | 105g | 100g | |||
5kg | 100g | 125g | 125g | 120g | 120g | ||||
6kg | 110g | 140g | 140g | 140g | 135g | ||||
8kg | 135g | 175g | 175g | 175g | 170g | ||||
中型犬 | 10kg | 155g | 205g | 210g | 205g | 205g | |||
20kg | 245g | 340g | 350g | 350g | 345g | 340g | |||
大型犬 | 30kg | 315g | 455g | 475g | 475g | 470g | 465g | 455g | |
超大型犬 | 40kg以上 | 390g以上 | 560g以上 | 585g以上 | 590g以上 | 590g以上 | 580g以上 | 570g以上 | |
1日の食事回数 | 3回 | 2回 | 1~2回 |
老犬の1日の給餌量は?
ビューティプロドッグフードを与える際の注意点は?
健康な犬であれば特に注意することはありませんが、主原料が穀類なので穀物アレルギーのある犬には与えることができません。
どのドッグフードにもいえることですが、フードを変えるときは一度に切り替えず、現在のフードに少しずつ混ぜて与え、徐々に増やしていくようにしましょう。
ビューティプロドッグフードのよくある質問
まとめ
ビューティープロドッグフードは国内生産であることや、犬の健康のために考えられた多くの栄養素を配合するなど、今までの安価なドッグフードにはない優れた要素を持つドッグフードです。
ただし、主原料が小麦などの穀類であること、チキンミールやパウダーという不透明な肉類を使っていることなどが大きなマイナスポイントとなり、主原料や肉の素材にこだわりを持つ飼い主さんには敬遠されてしまう大きな要因となります。
価格的にはプレミアムドッグフードとしてはかなり安くコスパの良いフードですが、ホームセンターなどに売られているドッグフードと比べれば割高に感じるという、飼い主にとってはどっちつかずで、あまり触手の動かないドッグフードになっているのが残念ですね。