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メディコートドッグフードの口コミ・評判は?原材料や安全性を解説

愛犬にアレルギーなどがあると、毎日与えるドッグフード選びにも悩んでしまいますよね。

「メディコート」は、PETLINEが製造・販売を行っている国産ドッグフードです。アレルギーや下部尿路ケアといった悩みに対応したラインナップが揃います

ホームセンターなどでも比較的安く販売されているため、アレルギーなどで悩む犬を飼っている飼い主さんには人気の製品です。

ただ、価格も手ごろであるため、使われている原材料やドッグフードの品質がどうなのか気になりますよね。

そこで、今回はメディコートの特徴や原材料、成分、口コミなどをチェックしてみました。ぜひ、ドッグフード選びの参考にしてみてください。

メディコートドッグフードのおすすめポイント

  • アレルゲンになりやすいタンパク質源をカット
  • 下部尿路ケアや理想的な体重維持ができるラインナップもある
  • アレルゲンカット商品の中では比較的安価で購入できる
  • 安心、安全な国産ドッグフード
  • 着色料不使用で酸化防止剤も自然由来のもの

メディコートドッグフードの基本情報

商品名 メディコート
分類 総合栄養食
定価 700円、1,400円、2,600円、5,000円
内容量 500g、1.25kg、3kg、8kg
カロリー(100g) 335kcal
賞味期限(開封前、開封後) 開封前:製造から1年6ヶ月
開封後:1ヶ月
生産国 日本
販売元 PETLINE
対応年齢 1歳から6歳までの成犬
メイン食材 穀類(米、米粉 、米ぬか)
穀物類 米、米粉 、米ぬか
酸化防止剤 あり(天然由来)
人工添加物・香料・着色料 なし
粒の大きさ 9mm程度
公式サイト http://www.petline.co.jp/medycoat/

メディコートドッグフードの原材料と成分

メディコートの原材料

まずは、「メディコート アレルゲンカット 魚&お米 1歳から 成犬用」に使われている原材料を紹介します。そのなかでも、気になるものは赤文字で表示してみました。

原材料
  • 穀類(米、米粉 、米ぬか)
  • 魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン)
  • 油脂類(動物性油脂 、ライスファットカルシウム、ガンマ-リノレン酸)
  • 種実類(ゴマ粉末)
  • 糖類(フラクトオリゴ糖)
  • グルタチオン酵母
  • シャンピニオンエキス
  • ブドウ種子エキス
  • ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)
  • ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)
  • 酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

    メディコートの成分

    たんぱく質 20.0%以上
    脂質 10.0%以上
    粗繊維 3.0%以下
    灰分 10.0%以下
    水分 10.0%以下
    カルシウム 1.1%以上
    リン 0.9%以上
    ナトリウム 0.3%以上

    メディコートの原材料・成分の品質まとめ

    穀類(米、米粉、米ぬか)

    メディコートの主原料に使われてるのは、米や米粉、米ぬかといった穀物類です。

    人間も毎日お米を食べているのだから問題ないのでは?と思われがちですが、犬の唾液には人間と違って、でんぷんを分解するアミラーゼという酵素がほとんど含まれていません

    米類は比較的消化が良いため、トウモロコシや小麦といった穀物と比べるとアレルゲンにはなり辛い食材であると言えますが、栄養素の面で考えると動物性タンパク質を主原料に使ったドッグフードの方が良いでしょう。

    また、米類は糖質が多く含まれているので、体重管理の必要な犬に与えるときは注意が必要です。

    動物性油脂

    動物性油脂とは、動物から採取した油や脂肪分を指します。

    脂肪分は、犬の被毛の健康維持に役立つ栄養素のひとつであるため、含まれていること自体は問題ありません。

    ただし、メディコートにはこれらがどの動物から採取されたものなのかがしっかり記載されていませんので、気になる原材料としてピックアップしています。

    また、動物性油脂は腐敗しやすいと言われています。そのため、これらを含むドッグフードの保管や管理は注意が必要です。

    ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール

    ドッグフードに含まれる油脂類は、酸素に触れると酸化しやすい性質があります。品質を保つために使われるのが酸化防止剤です。

    原材料を確認すると、メディコートの酸化防止剤として使われているのがローズマリー抽出物とミックストコフェロールです。これらは天然由来の成分で作られているため、安全と言われています。

    安価なドッグフードでありながら、コストの安い合成酸化防止剤が使われていない点は安心できます。

    メディコートドッグフードの全種類の特徴・原材料一覧

    メディコートには、愛犬の悩みに応じたラインナップが豊富に揃います。そこで、メディコート全種類の特徴や主な原材料を紹介します。

    商品名 特徴 原材料
    メディコート 腸内フローラケア 納豆菌&乳酸菌とオリゴ糖を配合し、おなかの中から健康をサポートしてくれる商品 穀類(とうもろこし、コーングルテンフィード、米ぬか、小麦ふすま)、 肉類(ミートミール、チキンレバーパウダー)、 豆類(脱脂大豆、おから)、ほか
    メディコート アレルゲンカット 魚&お米 食物アレルギーがある犬向けのラインナップ。タンパク質源をアレルゲンの少ない魚と米に限定した商品 穀類(米、米粉 、米ぬか)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン)、ほか
    メディコート アレルゲンカット 魚&えんどう豆 食物アレルギーがある犬向け。タンパク質源をアレルゲンの少ない魚とえんどう豆に限定した商品 豆類(えんどう豆たん白、えんどう豆繊維)、でん粉類(コーンスターチ)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)、ほか
    メディコート pHサポート 尿のpHをコントロールするためにマグネシウムの含有量を調整。ストルバイト尿石に配慮した製品 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、豆類(おから、脱脂大豆)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、ほか
    メディコート 満腹感ダイエット 食物繊維を多く含み、より満腹感を感じることができる製品。肥満や体重が気になる犬向け 穀類(小麦粉、コーングルテンフィード、コーングルテンミール、小麦ふすま)、豆類(脱脂大豆、おから)、セルロース、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、ほか
    メディコート ライフアシスト 離乳期や介護期など、消化機能が弱い時期でも食べさせやすいドッグフード。ドライ、スープ、ウェットなど、フードのタイプも豊富 【ドライ・介護期用】穀類(とうもろこし)、肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、おから)、ほか

    【ドライ・り乳期用】穀類(とうもろこし、コーングルテンフィード、米)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから、脱脂大豆)、ほか

    メディコートドッグフードはこんな犬におすすめ!

    鶏・豚にアレルギーがある犬

    メディコートのアレルゲンカットシリーズは、アレルゲンになりやすいと言われているチキンやビーフ、小麦などが使われていません。

    魚&米もしくは魚&えんどう豆のように、タンパク質源が2種類に限定されていることで、食物アレルギーのある犬にも安心して与えられます。

    着色料や添加物などが気になる犬

    メディコートには気になる着色料や合成酸化防止剤は使われていません

    こういった添加物が原因で、健康トラブルを引き起こす可能性がある犬もいますので、添加物に敏感な犬にはおすすめできるドッグフードです。

    皮膚や被毛を健康に保ちたい犬

    メディコート アレルゲンカットは主原料のひとつに魚類を使用、さらにフィッシュコラーゲンや亜鉛アミノ酸複合体が配合されています。

    魚にはDHAやEPAが豊富に含まれているため、皮膚や被毛の健康維持にぴったりなドッグフードです。

    コスパの良いドッグフードを探している

    メディコートは1kgあたり1,000円前後で、アレルゲンカット製品の中では比較的安価なドッグフードであると言えます。

    そのため、チキンやビーフにアレルギーがある犬で、コスパの良いドッグフードを探している方には最適な製品でしょう。

    メディコートドッグフードの口コミ・評判

    良い口コミ

    悪い口コミ

    小さ過ぎての丸呑み
    小粒過ぎて噛めずに丸呑みしてしまう最悪のパターンでした
    食いつき悪し

    値段も安いしいいなと思ったのですが匂いを嗅いで食べません。他のドッグフードと混ぜてあげてます。

    人が嫌いな匂いの強烈ものが好みのようです。

    体調に変化が
    評価が良くお値段もちょうどお手頃だったので購入。食い付きは良かったのですが、翌日より下痢が続き即中止…うちのトイプードルには合わなかったようです。

    メディコートの口コミ・評判のまとめ

    SNSや通販サイトで口コミを確認したところ、比較的良い口コミが多いことが分かりました。

    良い口コミには「食いつきも良く便や肌の調子も良い」「リーズナブルなので助かる」「特に問題なく食べてくれる」といった口コミが多く見られます。

    一方、悪い口コミの中には「食べてくれない」「小粒すぎて丸のみしてしまう」「食いつきは良いが体調に変化があった」といった内容のものが見られました。

    これはどのドッグフードに対しても言えることですが、どんなに良い原材料を使っているドッグフードであっても犬の体質や好みによって食べてくれないこともあります。

    愛犬がどんなドッグフードを好んで食べてくれるかは、一度与えてみなければ判断できませんので、気になるものであれば、まずは少量パックを購入して与えてみるのが良いでしょう。

    メディコートドッグフードの価格とコスパは?最安値とおすすめの購入方法

    メディコートを最安値で購入できる場所

    メディコートはペットショップやホームセンターに加え、大手通販サイトのAmazonや楽天でも購入することができます。

    そこで、Amazonと楽天で「メディコート アレルゲンカット 魚&お米」の販売価格を比較してみました。

    Amazon 楽天
    販売価格 550円(500g)
    1,540円(1.25kg)
    1,178円(3kg)
    4,158円(8kg)
    394円(500g)
    943円(1.25kg)
    1,350円(3kg)
    3,678円(8kg)
    送料 店舗により異なる 店舗によって異なる

    ※価格は2020年1月現在のデータです

    Amazon、楽天の価格を比較してみたところ、3kg入りはAmazonで購入した方が安いですが、その他の内容量のものに関しては楽天の方が安く購入できることが分かりました。

    ただし、送料の有無やポイントを利用することで価格が変動しますので、購入前にしっかりと確認の上、最安値で購入できるサイトを探してみるのが良いでしょう。

    メディコートのコスパは?給餌量別1ヶ月の目安料金

    ドッグフードを選ぶうえで、気になるのが1ヶ月のコストではないでしょうか?

    そこで今回は、「ディコート アレルゲンカット 魚&お米」を5kgの成犬に与えたときのコストを紹介。購入する場所によって価格がことなるため、ここでは3kg入りを2,600円で購入したと仮定して算出します。

    のちほど詳しく紹介しますが、体重5kgで1才の成犬にメディコートを与える場合の給餌量は1日あたり130gです。よって、1ヶ月あたりの給餌量は3.9kgになります。

    つまり、1ヶ月で3kg入りの製品を約1袋と1/3消費することになるので、2,600円×1.3袋=3,380円という計算式になり、1ヶ月のコストは約3,400円ということになります。

    メディコートの1日あたりの給餌量

    メディコートを子犬からシニア犬に与える場合、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか?

    先ほどと同じように、「メディコート アレルゲンカット 魚&お米」を年齢別に与えた場合の給餌量の目安を紹介します。

    子犬(パピー)の場合

    体重 月齢ごとの給餌量
    離乳~3ヶ月 4~6ヶ月 7~12ヶ月
    0.5kg 40g 35g 30g
    1kg 65g 55g 45g
    1.5kg 90g 75g 65g
    2kg 115g 95g 80g
    3kg 155g 130g 105g
    4kg 190g 160g 130g
    5kg 225g 190g 155g
    7kg 290g 245g 200g
    10kg 375g 320g 260g
    15kg 510g 435g 355g

    ※給餌量は「メディコート アレルゲンカット 魚&お米 離乳~1歳まで 子いぬ用」の目安量です

    成犬の場合

    体重 1日の給餌量
    1~3才 4~6才
    1kg 40g 35g
    2kg 65g 55g
    3kg 90g 75g
    4kg 110g 95g
    5kg 130g 110g
    6kg 150g 130g
    8kg 185g 160g
    10kg 215g 190g
    15kg 295g 255g
    20kg 365g 315g
    30kg 495g 430g
    40kg 615g 530g

    ※給餌量は「メディコート アレルゲンカット 魚&お米 1歳から 成犬用」の目安量です

    老犬(シニア)の場合

    体重 1日の給餌量
    1kg 30g
    2kg 50g
    3kg 70g
    4kg 85g
    5kg 100g
    6kg 115g
    8kg 145g
    10kg 170g
    15kg 230g
    20kg 285g
    30kg 385g
    40kg 480g

    ※給餌量は「メディコート アレルゲンカット 魚&お米 7歳から 高齢犬用」の目安量です。

    メディコートドッグフードを与える際の注意点は?

    全ての犬の悩みに対応した製品ではない

    メディコートには、アレルゲンカット製品やpHコントロールといった犬の悩みに寄り添った製品が揃いますが、必ずしも全ての犬の悩みに対応しているというわけではありません。

    犬の体質によっては、症状がさらに悪くなってしま場合もありますので、与える際は愛犬の様子をしっかり観察しましょう。

    同じ製品でも年齢に応じた製品がある

    メディコートには、同じ製品名でも年齢に応じたラインナップが揃います。

    例えば、「メディコート アレルゲンカット 魚&お米」には子いぬ用・成犬用・高齢犬用・老齢犬用に加え、成犬用大粒・高齢犬大粒、低脂肪ライトタイプの成犬用・高齢犬用と1つの製品でも細かく分かれています。

    子犬の頃は多くの栄養を必要とするため、子犬用のフードはカロリーが高めです。成犬にこれを与え続けると、栄養を摂りすぎてしまい肥満の原因になってしまいます。

    そのため、愛犬の年齢に応じて適宜ドッグフードを切り替えましょう。

    メディコートドッグフードのよくある質問

    Q1.メディコートにお試しサンプルはあるの?

    メディコートの公式サイトを確認したところ、サンプルの取り寄せはできないようです。
    ただし、新製品が出た際のキャンペーンなどでサンプルを配布していることもあるので、ペットショップのスタッフに問い合わせてみると良いでしょう。

    Q2.メディコートの保存方法は?

    直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所で保存しましょう。開封後は酸化を防ぐために、封をしっかり閉じて密閉できる容器に入れて保管してください。

    Q3.メディコートはいつから与えていいの?

    子いぬ用であれば、離乳期から与えられます。

    Q4.メディコートは店舗で取り扱っているの?

    メディコートはホームセンターやペットショップでも取り扱いがあります。
    ただ、欲しい製品の在庫が必ずあるとは限りませんので、買いに行く前に電話で問い合わせておくと良いでしょう。

    Q5.メディコートはグレインフリー?添加物は含まれる?

    メディコートには穀物が含まれていますので、グレインフリーのドッグフードではありません。
    また、気になる添加物は含まれていません。

    Q6.メディコートでフンの臭いや体臭が改善される?

    メディコートには、腸内環境を健康に保つオリゴ糖や、体臭・便臭を軽減するシャンピニオンエキスが配合されているため、改善される可能性は高いと言えます。

    Q7.メディコートで毛並みは良くなる?

    メディコートには、DHA・EPAを豊富に含む魚が使われているので、皮膚や被毛の健康維持にも最適なドッグフードです。

    Q8.メディコートはアレルギー持ちの犬に与えても大丈夫?

    アレルギーを起こしやすい鶏や牛、小麦などを使用していないので、これらの食品にアレルギーのある犬に与えても良いでしょう。
    ただし、与えてみて症状が改善されないようであれば、給餌を中止して動物病院で相談してください。

    まとめ

    今回は、PETLINEから販売されている「メディコート」について詳しく解説しました。

    メディコートは、食物アレルギーや下部尿路ケア、体重管理など、犬の悩みに寄り添ったラインナップが揃ったドッグフードであることが分かりました。

    価格も安くペットショップやホームセンターでの取り扱いがあるため、手軽に購入できると人気を集めています。

    穀物が使われている点や動物性油脂がどの動物のものか、といった不安要素はありますが、特に粗悪なものを使っているというわけではないので、ドッグフードの質より価格を重視している飼い主さんにはぴったりです。

    その他おすすめドッグフードから選ぶ

    犬種別にドッグフードを選ぶ