ナチュラルチョイスドッグフードの口コミ・評判は？原材料や安全性を解説

自然素材にこだわって作られている「ナチュラルチョイス」。

取り扱っているペットショップも多いので、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。

犬の特徴やライフスタイルに合わせた商品ラインナップが揃い、愛犬の健康維持にも役立ちます。

今回はナチュラルチョイスの原材料や成分について解説します。

ナチュラルチョイスドッグフードの基本情報

商品名	ナチュラルチョイス プレミアムチキン 小型犬用 成犬用 チキン＆玄米
ブランド名	ナチュラルチョイス
メーカー名	Nutro
分類	ドライ
フード目的	総合栄養食
推奨ライフステージ	成犬
参考価格（内容量）	4,108円（3kg）
1kgあたりの価格	1,369円
原産国	アメリカ

ナチュラルチョイスドッグフードの特徴は？

ナチュラルチョイスは、第一主原料にチキンを使用しているので、好き嫌いが多い小型犬の食い付きにも期待ができます。

他にも玄米やサツマイモといった食物繊維が豊富な食材を組み合わせることで、腸内環境を整えてくれる設計となっています。

また、犬の健康を考えて、抗酸化成分は自然素材由来のものを使用。鶏脂や亜麻仁などに含まれる必須脂肪酸であるオメガ3と6を最適なバランスで配合されていますので、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちます。

栄養バランスだけではなくおいしさにもこだわったドッグフードです。

ナチュラルチョイスドッグフードのラインナップ

ナチュラルチョイスドッグフードは、年齢や体重別のラインナップに加え、味の展開も豊富です。

プレミアムチキン

厳選した高品質なチキンを使用したシリーズで、肉類の処理工程では時間や温度管理などに厳しい規定が設けられるなど、徹底した品質管理でドッグフードへ加工されます。

また、頭・足・腸・羽といった副産物は使用されていません。このこだわりが高い嗜好性を実現しています。

プレミアムチキン ラインナップ一覧

超小型犬～中型犬用 子犬用 チキン＆玄米

超小型犬用（4kg以下用）成犬用 チキン＆玄米

超小型犬用（4kg以下用）エイジングケア チキン＆玄米

小型犬用 成犬用 チキン＆玄米

小型犬用エイジングケア チキン＆玄米

大型犬用 子犬用 チキン＆玄米

中型犬～大型犬用 成犬用 チキン＆玄米

中型犬～大型犬用 エイジングケア チキン＆玄米

プロテインシリーズ

ビタミンB群と亜鉛を豊富に含むラム、低脂質で良質なタンパク質を含む鹿肉、DHAやオメガ3脂肪酸が豊富なフィッシュなど、タンパク源別に高品質な素材が使われています。

犬によって好むタンパク源が異なるため、犬の食い付きにも期待ができます。

また、アレルゲンとなりにくいタンパク源を使用することで、食物アレルギーにも配慮されています。

プロテインシリーズ ラインナップ一覧

【ラム】

全犬種用子犬用 ラム＆玄米

超小型犬～小型犬用 成犬用 ラム＆玄米

超小型犬～小型犬用 エイジングケア ラム＆玄米

中型犬～大型犬用 成犬用 ラム＆玄米

中型犬～大型犬用 エイジングケア ラム＆玄米

【鹿肉】

超小型犬～小型犬用 成犬用 鹿肉＆玄米

【フィッシュ】

全犬種用 成犬用 フィッシュ＆ポテト

スペシャル ケア

体型が気になる、避妊・去勢をして太りやすくなったという犬にピッタリのシリーズです。

愛犬の悩みに合わせて選ぶことができます。

＜スペシャル ケア ラインナップ一覧＞

【避妊・去勢犬用】

超小型犬～小型犬用 成犬用 チキン＆玄米

超小型犬～小型犬用 エイジングケア チキン＆玄米

【減量用】

全犬種用 成犬用 ラム＆玄米

超小型犬～小型犬用 成犬用 チキン＆玄米

【体重管理用】

超小型犬～小型犬用 成犬用 チキン＆玄米

ナチュラルチョイスドッグフードの品質

ドッグフードを選ぶ際に、必ず確認してほしいのが原材料や成分値です。

ナチュラルチョイスにはどんな素材が使われているのでしょうか？

ここでは「プレミアムチキン 小型犬用 成犬用 チキン＆玄米」の原材料や成分値をチェックしてみましょう。

ナチュラルチョイスドッグフードの原材料

チキン（肉）、チキンミール、エンドウマメ、玄米、粗挽き米、鶏脂＊、大麦、ラムミール、オートミール、米糠、サツマイモ、タンパク加水分解物、ビートパルプ、亜麻仁、リンゴ、ブルーベリー、ニンジン、マリーゴールド抽出物、ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、イノシトール、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸）、ミネラル類（カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅）、アミノ酸類（タウリン、メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸） ＊ ミックストコフェロールで保存

ナチュラルチョイスドッグフードの成分値

成分	保証成分値
タンパク質	24.0%以上
脂質	15.0%以上
粗繊維	4.0%以下
灰分	10.0%以下
水分	10.0%以下
ビタミンE	400IU/kg以上
ビタミンC	100mg/kg以上
オメガ6脂肪酸	2.0%以上
オメガ3脂肪酸	0.2%以上
タウリン	0.2%以上

ニュートロ社の製品は、第一原材料に肉類や魚類を使用する「ミート ファースト」「フィッシュ ファースト」という考えでドッグフードを展開しています。

ナチュラルチョイスにも第一原材料にチキンが使用されており、犬に必要な動物性タンパク質が豊富に摂取できる設計です。

ただし、原材料の中にタンパク加水分解物、ビートパルプが含まれている点が少し不安に感じます。

ビートパルプとは、甜菜から砂糖となる成分を絞った絞りカスのことです。

これらには犬の便を固めてしまう性質があるため、愛犬に軟便や下痢といった症状が出ていても、体調不良が見抜けなかったりする可能性があります。

また甜菜を加工する際に硫酸系の薬品が使われることがあり、これらが残留していることも考えられますので、なるべく避けたい成分です。

タンパク加水分解物は、タンパク質を消化しやすいように処理したものです。

一見、問題がなさそうに感じますが、加水分解されたタンパク質は、一部で「発がん性」があると指摘されています。

とはいえ、ナチュラルチョイスを与えて健康被害が出ているという報告はありませんし、原材料や成分と価格から判断しても非常にコスパの良いドッグフードであると言えます。

ナチュラルチョイスドッグフードの利用者の口コミ・評判

ナチュラルチョイスは、原材料や成分にはほぼ問題のないドッグフードであることが分かりましたが、実際に使用している方の口コミはどうなのでしょうか？

良い口コミと悪い口コミを調査してみました！

ナチュラルチョイスの良い口コミ

ナチュラルチョイスの悪い口コミ

ナチュラルチョイスドッグフードの食つきはどう？

SNSや通販サイトの口コミを確認してみると、たくさんの飼い主さんが愛犬にナチュラルチョイスを与えていることがわかりました。

なかでも、食い付きが良いという意見が多く見られます。

他のドッグフードに切り替えたけど、食べてくれないためナチュラルチョイスに戻したという方も多いようですね。

これらの口コミから、ナチュラルチョイスドッグフードは食い付きの良いドッグフードであると言えます。

ただし、なかには食べてくれない犬もいるようです。

これは、他のドッグフードにも言えることですが、犬にも好き嫌いがあるため全ての犬が喜んで食べてくれるという訳ではありません。

愛犬に合わないと感じたら、無理に与え続けるのではなく、食べてくれるドッグフードに変更することをおすすめします。

ナチュラルチョイスドッグフードのメリット・デメリット

ナチュラルチョイスはたくさんの飼い主さんに支持されているドッグフードですが、メリットやデメリットがあるのかを調査してみました。

メリット

fa-check-squareコストパフォーマンスが良い

ナチュラルチョイスは、1kg1,300円前後ですので比較的購入しやすいドッグフードです。

この価格帯のドッグフードで、第一主原料に肉類が使われているため、栄養バランス等を考えても非常にコストパフォーマンスが良いと言えます。

品質の良いドッグフードを与えたいけど、高くて手が出せない…という飼い主さんにもおすすめです。

fa-check-square良質なタンパク質が摂取できる

ナチュラルチョイスは、全ての製品の第一主原料に肉類・魚類が使われています。

犬の健康維持に必要な動物性タンパク質が豊富に摂取できるのもメリットであると言えます。

fa-check-square商品ラインナップが豊富

ナチュラルチョイスは、年齢別や体重別のラインナップに加え、第一主原料に使われる素材がチキン・ラム・鹿肉・フィッシュとバラエティ豊富に展開されています。

違った味の製品を選べることで、飽きさせずにおいしく健康維持ができます。

さらに、フードローテーションをするのにも最適であると言えます。

ナチュラルチョイスを与えるべき犬

以上のことから、ナチュラルチョイスは次のような犬に最適です。

デメリット

fa-check-squareグレインフリーではない

原材料を確認してみると、玄米・粗挽き米・オートミールといった穀物が使用されています。

これらの穀物は、アレルゲンになりやすいと言われている小麦やトウモロコシと比べて消化しやすいものですので、体調に問題がなければ特に心配はしなくても良いものです。

ただし、グレインフリーにこだわるのであればナチュラルチョイスはおすすめできません。

fa-check-square不安な成分が使われている

原材料の部分でも解説した通り、タンパク加水分解物やビートバルプといった不安な成分が含まれています。

とはいえ、健康被害が報告されている訳ではありませんので、そんなに気にすることはありません。

ナチュラルチョイスを与えない方が良い場合

以上のことから、次のような犬にはナチュラルチョイスはおすすめできません。

ナチュラルチョイスドッグフードのコスパは？最安値とおすすめの購入方法

実際にナチュラルチョイスを購入しようと思ったときに気になるのが価格ではないでしょうか。

そこで、ナチュラルチョイスを購入できる場所や価格をまとめてみました。ぜひ購入の際に参考にしてみてください。

ナチュラルチョイスドッグフードが購入できる場所

ナチュラルチョイスは多くのペットショップやホームセンターなどで販売されています。

そのため通販専用のドッグフードと比べると、必要な時にすぐ購入できるのが嬉しい点です。

ただし、製品によっては取扱いのない店舗もありますので、購入の際は店舗へ問い合わせて買いに行くことをおすすめします。

ナチュラルチョイスドッグフードの販売価格と割引制度

「ナチュラルチョイス プレミアムチキン 小型犬用 成犬用 チキン＆玄米」の販売価格は次の通りです。

内容量	価格（税込）
1kg	1,642円
3kg	4,104円
6kg	7,279円

上記の表を確認すると、内容量が多いものを購入する方が1kgあたりのコストが下がります。

今回紹介した価格は定価ですが、Amazonや楽天といった通販サイトでは、さらに安価で販売されています。

参考までにAmazonの3kg入りの最安値は3,280円（税・送料込み）でした。

ナチュラルチョイスドッグフードのコスパは？給餌量別1ヶ月の目安料金

愛犬へ「ナチュラルチョイス プレミアムチキン 小型犬用 成犬用 チキン＆玄米」を与えた際の1ヶ月の給餌量は次の通りです。

体重	1日の給餌量	1ヶ月のコスト（税込）
4kg	75g	3,078円
5kg	90g	3,694円
6kg	100g	4,104円
7kg	115g	4,720円
8kg	125g	5,130円
9kg	135g	5,540円
10kg	150g	6,156円

1ヶ月の給餌量を算出するために使用したデータは4,104円の3kg入りの製品です。

もっと安く販売されている通販サイトを利用すれば、さらにコストは下がります。

6kgまでの小型犬であれば、1ヶ月約1袋が必要になるという計算になりました。

ただし、給餌量についてはあくまで目安となりますので、愛犬の体調や便の様子をみて調整してあげてください。

ナチュラルチョイスドッグフードと他の人気ドッグフードとの価格比較

1ヶ月のコストを見ても、比較的購入しやすい価格のドッグフードであることが分かりましたが、他のドッグフードと比べるとどうなのでしょうか？

ペットショップやホームセンターで購入できるドッグフード4種類と比較してみました。

商品	内容量	価格（税込）	1kgあたりの価格（税込）
ナチュラルチョイス プレミアムチキン　小型犬用 成犬用 チキン＆玄米	3kg	4,104円	1,368円
シュプレモ 小型犬用 成犬用	3kg	4,514円	1,505円
ヒルズのサイエンス・ダイエット アダルト 小型犬用 成犬用 1歳～6歳	1.5kg	1,780円	1,186円
ユーカヌバ スモールアダルト	2.7kg	4, 298円	1,591円
スーパーゴールド	2.4kg	4,342円	1,809円

 

ナチュラルチョイスは、ホームセンターなどで販売されているドッグフードのなかでも安いドッグフードであることが分かりました。

原材料や栄養バランス面から考えても非常にコスパの良いフードです。

ナチュラルチョイスドッグフード購入前に気になるQ&A

まとめ

今回は、ナチュラルチョイスドッグフードについて解説しました。

ナチュラルチョイスは、年齢別や体重管理用に加え、ラム・鹿肉・フィッシュを使った製品が揃い、バラエティ豊富なラインナップで多くの飼い主さんから支持を得ているドッグフードです。

価格も1kg1,000円台の中価格帯のドッグフードで、ペットショップやホームセンターで購入することができますので、比較的与えやすいドッグフードであることが分かりました。

安くて良い品質のドッグフードを与えたいと考えている飼い主さんにはおすすめできるドッグフードです。