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セントバーナードの餌の選び方とおすすめドッグフード

大きな体が特徴のセントバーナード。

名作アニメに登場している犬種なので、一度は名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

セントバーナードはスイス原産で、山岳救助犬として活躍するほど優秀な犬種です。

体の大きさの割には、穏やかで優しい性格なのが特徴です。

今回は、そんなセントバーナードにおすすめのドッグフードについて解説します。

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セントバーナードにとって良いドッグフードとは?

 セントバーナードは体重が50kgを超える超大型犬です。

そのがっちりとした体型を維持して健康に過ごしてもらうためには、毎日の食事管理が大切です。

セントバーナードは、外耳炎や皮膚トラブル、股関節形成不全といった病気にかかりやすいと言われています。

また、肥満になりやすい体質ですので、高カロリーのドッグフードは控えましょう。

ただし、栄養が不足しないようにする必要もありますので、低カロリー・低脂質のものを選ぶようにしてください。

関節の病気を予防するために、グルコサミンやコンドロイチンなどを含んだドッグフードもおすすめです。

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セントバーナードにおすすめのドッグフードの選び方

ペットショップに行くとたくさんのドッグフードが並んでいて、どれを選べば良いか迷いますよね。

セントバーナードに与えるドッグフードを選ぶ際の4つのポイントを紹介します。

ヒューマングレード

日本で販売されている安価なドッグフードの中には、肉副産物や病死した動物の肉が使われているものなどがあります。

こういったフードを長期間与え続けると、犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

“ヒューマングレード”とは、人間が食べるものと同じレベルの食材を使ったドッグフードであることを指します。

フードを選ぶ際は、こういった表記のあるドッグフードを選ぶと良いでしょう。

高たんぱく質

セントバーナードは外耳炎や皮膚トラブルが多い犬種です。

良質なたんぱく質が豊富に含まれているドッグフードは、犬の皮膚や被毛の健康維持に役立ちます。

新鮮な肉や魚を使用したドッグフードは、穀物や植物性たんぱく質が主原料のものに比べると消化に優れており、皮膚トラブルなどの改善に期待ができます。

皮膚トラブルを予防するためにも、高たんぱく質のドッグフードを選ぶことをおすすめします。

グレインフリー・無添加

元々肉食動物である犬は、穀物を消化するのが苦手です。

安価なドッグフードの中には、小麦やトウモロコシといった穀物が主原料のものもありますが、これらは消化不良を起こしたりアレルギーの原因となったりすることがあります。

こういったトラブルを予防するためにもグレインフリーのドッグフードを選びましょう。

また、フードの保存性や嗜好性を高めるために、多くの人工添加物が使われているものもあります。

添加物が体内に蓄積されると、アレルギーや涙やけの原因になることもあるので、フードを選ぶ際は原材料をチェックするようにしましょう。

低カロリー

セントバーナードは、体の大きさに比例して食欲旺盛な犬種です。

そのため、高カロリーなドッグフードを与えると肥満になってしまうことがあります。

毎日の体重管理に加え、ドッグフードのカロリーにも気を付けましょう。

鶏肉や魚、ラム肉といった低カロリーの食材を使ったドッグフードがおすすめです。

関節ケア成分が含まれている

大きな体のセントバーナードは股関節形成不全になりやすいと言われる犬種です。

先天性のものも多いのですが、肥満や過度な運動を行うことで発症のリスクが高まります

肥満防止と合わせて、子犬の頃からコンドロイチンやグルコサミンといった関節に良い成分が含まれたドッグフードを与えると良いでしょう。

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セントバーナードにおすすめのドッグフードは?成分を徹底比較!

これまで紹介してきたポイントに着目して、セントバーナードに人気のドッグフード15種類を比較してみました。

商品名 主原料 グレインフリー オメガ3脂肪酸 安全性 公式サイト 詳細記事
モグワン チキン&サーモン 1.29%
カナガン 骨抜きチキン生肉、乾燥チキン 0.90%
ナチュロル 牛、鶏、馬、魚の生肉
ロイヤルカナン 家禽ミート × ×
ナウフレッシュ ターキー生肉 0.5% 以上
ウェルケア 肉類(鶏肉、チキンミール) × ×
サイエンス・ダイエット トウモロコシ × 0.54% ×
ネルソンズ 乾燥チキン、チキン生肉
アーテミス「アガリクスI/S」 フレッシュチキン・ドライチキン × 0.5%以上
アカナ 新鮮鶏肉(13 %) 1.2% 以上
オリジン 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉 0.8 %以上
アランズナチュラル ラム肉
フィッシュ4ドッグ サーモン 1.9%
ブッチ ビーフ、ラム、チキン 1.3%
ファインペッツ 鹿肉、鶏肉

セントバーナードにおすすめのドッグフード

前途したポイントを踏まえて、セントバーナードにおすすめのドッグフードを5つ紹介します。

モグワン

主原料に新鮮なチキンと生サーモンがたっぷり使われたドッグフードです。

犬の食いつきと健康を最優先に考えられており、メーカーが行った試食会では97%以上の犬が食べたという結果が出ています。

ヒューマングレードの原材料を使い、人工添加物不使用なので安心して与えられます。

 

 

モグワンの口コミ&評判

 

 

モグワンの原材料と主な成分

原材料
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
成分
粗タンパク質 28%
脂質 12%
粗繊維 3%
粗灰分 8%
水分 8%
オメガ6脂肪酸 1.63%
オメガ3脂肪酸 1.29%

セントバーナードにモグワンがおすすめの理由

生サーモンとサーモンオイル配合のモグワンは、オメガ3脂肪酸を効率的に摂取させることができます。

皮膚トラブルやアレルギーが心配なセントバーナードにおすすめです。

穀物や人工添加物も含まれていないので、栄養素の消化吸収も優れています。

 

 

アランズナチュラル

アランズナチュラルは、ラム肉を主原料としたドッグフードです。

使われている原材料も数少なく、犬の体に必要な栄養が摂取できるものが厳選されています。

人工添加物は一切使われておらず、酸化防止剤も天然ハーブで代用している徹底ぶり。アレルギーが心配な犬におすすめです。

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アランズナチュラルの口コミ&評判

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アランズナチュラルの主な成分と原材料

原材料
ラム肉(イギリス産)55%、玄米、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母
成分
粗タンパク質 20.0%
粗脂質 12.5%
粗灰分 7.0%
粗繊維 6.0%
水分 8.0%以下

セントバーナードにアランズナチュラルがおすすめの理由

ラム肉は低アレルゲンの食材であるため、アレルギー対策に役立ちます。

低カロリー・低脂質で消化吸収も良いため太りづらく、セントバーナードにぴったりなドッグフードです。

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ネルソンズ

ネルソンズは、イギリスのトップブリーダーが考案した、中・大型犬向けのドッグフードです。

たんぱく質や脂質、カロリーが控えめで肥満が心配な犬にもおすすめです。

オリゴ糖配合で、胃腸の調子を整えてくれる効果があります。

価格 通常価格:5kg/7800円(税別)
定期購入:5kg/6630円(税別) 15%OFF
100gあたり 約156円
カロリー(100gあたり) 362kcal

 

 

ネルソンズの口コミ&評判

 

 

ネルソンズの原材料と主な成分

原材料
乾燥チキン(28%)、チキン生肉(20%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、鶏油、バターナッツスカッシュ、チキングレービー、サーモンオイル、エンドウ豆繊維、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸銅(II)五水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸亜鉛一水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、海藻パウダー、グルコサミン、クランベリーエキス、コンドロイチン、ニンジン、グリーンピース、カボチャ、リンゴ、ナシ、ブロッコリー、パースニップ、ペパーミント、パセリ、フェンネル、マリーゴールド、ショウガ、ブドウ種子、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
成分
粗タンパク質 30.00%
脂質 15.00%
粗繊維 2.50%
粗灰分 7.50%
水分 8.00%
オメガ6脂肪酸 4.20%
オメガ3脂肪酸 0.70%
リン 0.98%
マグネシウム 0.98%
ナトリウム 0.28%
カルシウム 1.72%
カリウム 0.70%

セントバーナードにネルソンズがおすすめの理由

関節に良い成分が配合されており、関節トラブルの多いセントバーナードにおすすめです。

さらに、脂質やカロリーが控えめなので肥満にもなりにくいドッグフードであると言えます。

 

 

カナガン

カナガンは、イギリスで育ったチキンをたっぷり使ったドッグフードです。

たんぱく質の含有量が高いため、運動量の多い犬や活発な犬には特におすすめできます。

消化の悪い穀物は一切使用せずに、消化吸収の良いサツマイモなどのヒューマングレードの原材料で作られています。

 

 

カナガンの口コミ&評判

 

 

カナガンの原材料と主な成分

原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
成分
粗タンパク質 33.00%
脂質 17.00%
粗灰分 9.00%
粗繊維 3.50%
水分 8.50%
オメガ6脂肪酸 2.80%
オメガ3脂肪酸 0.90%
リン 1.42%
マグネシウム 0.10%
ナトリウム 0.60%
カルシウム 1.86%
カリウム 0.60%

セントバーナードにおすすめのポイント

グルコサミンやコンドロイチンといった関節ケアに良い成分が含まれています。

高たんぱく質なので、被毛や皮膚の健康維持や丈夫な体作りに役立つドッグフードです。

 

 

キアオラ ドッグフード ベニソン

ニュージーランド産のベニソンを主原料にしたドッグフード。

使用している動物性たんぱく源はベニソンとサーモンに絞られているので、食物アレルギーがある犬にも安心して与えられます。

オメガ3&6脂肪酸がバランス良く含まれており、皮膚や被毛の健康維持にも最適です。

キオキラ ベニソンの口コミ&評判

キオキラ ベニソンの原材料と主な成分

原材料
ベニソン生肉、乾燥ベニソン、ポテト、乾燥サーモン、えんどう豆、タピオカ、鶏脂、天然フレーバー、キャノーラ油、フィッシュオイル、ビタミン類(A,チアミンモノニトレート(B1), リボフラビンサプリメント(B2),ナイアシン(B3), パントテン酸カルシウム(B5),塩酸ピリドキシン(B6), 葉酸(B9), B12, 塩化コリン, D3, E)、キレート化ミネラル類(マグネシウム、亜鉛、鉄、カルシウム、銅、マンガン、コバルト、ナトリウム)、アミノ酸(タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)
成分
粗タンパク質 30.0%以上
粗脂肪 15.0%以上
粗繊維 4.0%以下
灰分 10.0%以下
水分 10.0%以下

 

セントバーナードにキオキラ ベニソンがおすすめの理由

ベニソンは、低脂肪・低カロリーなので、肥満気味や体重管理が必要な犬にも最適な食材だと言えます。

ヘルシーで嗜好性も高く、食べることが大好きなセントバーナードにもおすすめです。

セントバーナードがドッグフードを食べない時の原因と対処法!

どんなに良質なドッグフードを選んでも、全てのセントバーナードがおすすめのドッグフードを食べてくれるという訳ではありません。

犬にも人間同様食の好みがありますので、香りや食感が合わずに食べてくれないこともあります。

愛犬がどんな理由でドッグフードを食べないのかを理解してあげましょう。

そのためには、愛犬の食事の様子を日ごろから気にかけてあげましょう。

犬がドッグフードを食べない理由として下記のようなことが考えられます。

  • フードが好みに合わない
  • 食事の前におやつを食べた
  • フードに飽きている、わがまま
  • 体調不良や口の中の違和感

 

まずは、食欲不振以外に愛犬の体調に変化がないかを確認してください。

下痢や嘔吐といった症状があれば、体調不良である可能性があります。

また、食べ辛そうにしている様子があれば、口の中に何らかの違和感があるのでしょう。

こういった症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。

元気があるのに食べない場合は、わがままやおやつの食べすぎといった理由が考えられます。

対処法として、次のことを試してみてください。

  • おやつの量を減らす
  • 嗜好性の高いウェットフードに変えてみる
  • ドライフードにささみや犬用チーズをトッピングしてみる
  • フードを与える時間を決めて、しばらくしても食べない場合は片付ける

上記の方法を1,2日ほど試して様子を見ましょう。

どうしても食べてくれない時は、何らかの病気が隠れている可能性もあるので、獣医師に相談してみてください。

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セントバーナードの餌の量・回数はどれくらい?

子犬の頃から中型犬ほどの体重に成長するセントバーナードですが、給餌量や回数はどれくらいでしょうか?

それぞれのライフステージに応じた給餌方法について解説します。

子犬のドッグフードの量は?

体が形成される子犬期は、たくさんの栄養やエネルギーが必要になります。

そのため、1才ごろまではフードのパッケージの裏面に記載されている量を参考に、十分な量のドッグフードを与えるようにしましょう。

給餌量については、それぞれのフードによって異なるため一概には言えませんので、便や愛犬の様子を見ながら適正な量を与えてください。

また、子犬は消化器官が未発達のため、一度にたくさんの量を食べることができません

生後半年までは3,4回ほどに分けて与えるようにしましょう。

成犬のドッグフードの量は?

成犬であれば、1日2回の給餌で問題ありません。

成犬期も、フードのパッケージに記載されている給餌量を参考に、愛犬の体調や健康状態、体重などをチェックしながら調整していくと良いでしょう。

また、ドライフードと一緒に新鮮な水が飲めるように準備してあげてください。

老犬のドッグフードの量は?

7才を過ぎたあたりからシニア犬に分類されるようになります。

シニア犬は、成犬時よりも運動量や代謝が落ちるため、成犬のときと同じ量を与え続けると肥満になる可能性があります。

食欲が落ちてしまう犬については、高カロリーの食事を少量与えたり、嗜好性の高いウェットフードをトッピングしたりと対策が必要です。

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まとめ

今回はセントバーナードにおすすめのドッグフードについて紹介しました。

超大型犬であるセントバーナードは、関節や皮膚トラブルを起こしやすい犬種です。

そのため、コンドロイチンやグルコサミンといった関節ケア成分や、皮膚や被毛の健康維持に最適な高たんぱく質なドッグフードを選ぶと良いでしょう。

また、セントバーナードは肥満になりやすいので、飼い主さん自身でしっかりと体重管理をしてあげるようにしましょう。

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